Swagelokチューブ継手、海上アプリケーション向けの重要なClassNKの拡大認証を取得
Swagelok® チューブ継手、海上アプリケーション向けの重要なClassNKの拡大認証を取得
高性能部品により水素やアンモニアなどを扱うアプリケーションにおける安全なオペレーションおよび環境保護を実現
東京に本部を置く一般財団法人日本海事協会(以降、ClassNK)による厳格な承認プロセスを経て、Swagelokチューブ継手 (316ステンレス鋼および合金400製、インチおよびミリ・サイズの4種類)が海上アプリケーションにおける拡大認証を取得しました。これにより、スウェージロック製品は世界中の産業における安全性および信頼性のさらなる向上に貢献し、より広域な用途での使用が可能になります。
主要な国際船級協会であるClassNKは、海上における人命および財産の保護、ならびに海洋環境の保全を推進しています。同協会の主要業務として、船舶および海洋構造物の設計、建造、保守に関する国際的基準の策定があります。ClassNKは、国際標準化機構(ISO)および国際海事機関(IMO)が定めるグローバル基準にも準拠しています。
スウェージロック・ジャパンのセールス&マーケティング本部担当副社長である小俣 貴氏は、次のように述べています。「ClassNK認証は、世界中で信頼性および卓越性の証として認識されており、過酷な環境下で事業を行っているスウェージロックならびに当社の海事分野のお客さまにとって重要な意味を持ちます。海上で船舶を運航するうえでは、装置の不具合は許されません。たとえ些細な機能不全であっても、重大な安全リスク、運航遅延、さらには環境への影響につながるおそれがあります。そのためスウェージロックでは、非常に過酷な海洋環境においても絶対的な信頼性をもって機能する部品の設計に努めています」
スウェージロックは、流体システム製品、組み立て品、関連サービスを提供する主要なサプライヤーとして、海洋プラットフォーム、液化天然ガス(LNG)タンカー、石油タンカー、化学薬品運搬船、浮体式生産貯蔵積出設備(FPSO)ユニット向けに、ClassNK認証を取得した部品を供給しています。さらに近年、水素、アンモニア、メタノール、エタノールといった代替燃料の需要が高まる中、企業はますます厳格な安全管理体制の構築と、強化される海事規制への対応が求められています。スウェージロックのClassNK認定部品は、こうした複雑な課題に対して、確かな信頼性と安全性で応えることができます。
「海洋運航では、国際的なルールや協力のもと複雑なプロジェクトが継続的に行われています」と小俣氏は述べています。「その共通基準となるのが、安全性と信頼性を備えたClassNK認定部品であり、グローバルなサプライチェーンをつなぐ役割を担っています」
詳細につきましては、スウェージロック指定販売会社 までお問い合わせください。
スウェージロックについて
産業用流体システムで世界をリードするスウェージロックは、漏れの無い画期的なチューブ継手をフラッグシップに掲げて1947年に創業しました。顧客重視のソリューションを念頭に、質の高い製品づくりに情熱を傾け、液体やガスの安全かつ効率的な移送が欠かせない業界のサポートに取り組んでいます。年間売上高は約30億米ドルで、オハイオ州北東部に本社を構え、20カ所を超える製造施設を所有しています。また世界各地に展開する約200カ所の指定販売会社を通じて、地域に密着した流体システムの専門知識をお届けしています。お客さま、従業員、そして地域社会のために尽力する姿勢の根底には、スウェージロックのコアとなる価値観が常に存在しており、スウェージロックは優れた職場として高い評価を受けています。